【子供の独立編】ライフイベント毎に保険の検討・見直しをして保険料を節約する!

このシリーズの最終回【子供の独立編】を紹介したいと思います。
子供が独立したら保険料を下げるチャンス!
近い将来子供が二十歳を迎え独立したら親の私達は第二の人生が始まりますね。
無事、子供を育て上げた安心感とこれから好きなことをして過ごすワクワク感。
その前にまず保険の見直しで保険料の節約をしませんか?
人生の中で一番責任の重い時期を終えたら最低限持っておきたい保障だけあれば十分です。
例えば
- 死亡保障は葬儀代程度で良い
- ガン家系なのでガン保障はキープ
- 医療保険は今後も使うから残す
長年保険を持っていただいた方はある程度の知識もありますし
今後の人生に自分が必要だと思う保険だけを設定していいと思います。
実際に私がお客様と話をしていても上記のような要望で見直しをされる方は多いです。
ただ、新たに保険加入をするのはこの年齢になってしまうと病気を経験したりと
健康状態の告知にひっかかってしまう可能性が高いので難しいです。
なので持っている保険の中で保障を下げるか解約するか払済にしてしまうかを検討しましょう。
更新型の保険をお持ちの方は
定年の前後で更新の時期を設定されている方が多いと思います。
そのままの保障で更新をされますと保険料が倍どころか3倍・4倍になることがあります。
大抵の方は退職してしまうと収入が減るのでその高い保険料を払い続けるのは難しくなります。
その場合は
1.更新型から終身型へ変更する
2.払済にする
3.健康に自信があれば安い保険に切り替える
4.いらない保障を解約する
という手段で保険料を下げましょう。
年金からその保険料を払い続けられるかがポイントになります。
とは言いつつ本当に保障を下げても大丈夫なの?と心配される方もいると思います。
保険を生業としている私が「保障を下げても大丈夫」と言う理由はこちら↓
- 75歳以上であれば後期高齢者医療制度で医療費の負担が1割になる
(収入が現役並みの方は3割) - 更新型の保険は更新時の保険料が高額になり年金で払い続けるのは大変
- 必要保障額が下がる
補足:必要保障額とは?
年齢、家庭状況、就労状況などから今必要な保険の額
必要保障額が下がれば持つ保障も合わせて内容を削減できます。
今まで必要だった子供の養育費や様々なローンがなくなる訳なので
自動的に持つべき保障の額も減ります。
さらには…
年金受給者になると退職金や貯蓄を切り崩して生活する方が多いそうです。
世間でも『老後に2,000万必要』と話題になっているように人生100年時代を迎えた今
保険料を少しでも節約しないといけないのが現状です。
どんな保障があれば安心なのか
こんな保障があれば十分ですよ♪自分に必要な保障をチョイスしましょう。
- 死亡保障
- 3大疾病(心配な方)
- 医療保障
- 介護保障
保障別にみていきます!
1.死亡保障
これは、
葬儀代+相続対策に残したい分あればいいと思います。
葬儀代は約300万。
相続対策は残してあげたい人がいるのであれば、
保険を使ってその人に保険金がおりるように指定してあげることが出来ます。
税金対策も出来ますし親族が揉めることを回避することが出来ます。
ぜひ、頭の片隅においておいてください。
2.3大疾病保障(心配な方)
この保険は「家系的に心配だ」または「一応持っておきたい」という方は
継続して持っておいても◎な保険です。
ちなみにガンは今『2人に1人がガンになる時代』と言われています。
高齢になると罹患する方が多い病気になります。
3.医療保険
高齢になるにつれて徐々に病院に行くことが増えると思います。
通院は対象外の保険が多いですが入退院を繰り返すとなると医療保険は役に立ちます。
75歳以上の方は自己負担が1割でいいので1回にかかる治療費は安くなります。
日額5,000円程度の給付額でOKです。
4.介護保険
病気で亡くなってしまう方もいると思いますが、長生きする家系ですと介護状態の期間が長くなります。
バリアフリー化や老人ホームへの入居などお金がかかります。
そして、終わりの見えない介護。
家族にも大きな負担をかけてしまいますので保険があれば心の余裕も生まれるでしょう。

少しでも保険料を節約して、セカンドステージを謳歌しましょう!!
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