学資保険は必要かなあ?加入のメリット・デメリットと返戻率を上げる方法

こんにちは!
FP資格を活用して節約ブログを運営しているtomoです。
子供が生まれると同時にかかってくるのが子供にかかるお金。
中でも教育資金は大学進学までを考えると1人あたり約1,000万円かかると言われています。
バブル期は返戻率の良さから多くの方が学資保険で用意していましたが、現在の経済状況では返戻率が低く学資保険に加入しない方も増えてきています。
学資保険ではあまり増えない今だからこそ
学資保険って必要かなあ?
他の方法で用意出来ないのかなあ?
という疑問が湧いてきます。
そこで今回は現役FPの私が
- 学資保険を検討する時のポイント
- 学資保険が必要な人・不要な人
- 学資保険加入の注意点
- 学資保険以外の子供貯金方法
をご紹介します!
ぜひ参考にしてください^^
学資保険は必要か、不要か、検討ポイント教えます
学資保険が必要か不要か迷っている方のために先に結論からお伝えします▼
必要▶︎貯金に自信がない方
不要▶︎貯金に自信がある方
ちなみに私は学資保険に加入しておらず別の方法で貯金をしています^^
その方法は記事後半でお伝えしますね!
さて、学資保険は以前より返戻率は低くなり円建ての場合どんなに条件が良くても110%以上増えるという話は私自身保険会社に勤めていますが聞いたことがありません。
110%超えてくる学資保険はドル建てなど海外で運用していることからリスクがあります。
ただ、増えないからといって学資保険の加入を諦めるのではなく学資保険のメリット・デメリットを理解した上で検討を行うのがベストです◎
学資保険加入のメリット
- 確実に貯まる
- 契約者(親)に万が一のことがあっても学資金を得ることが出来る
- 必要な時期に受け取ることが出来る
学資保険は保険料として将来学資金になるお金が一定額月々徴収されるので強制的にお金が貯まりますし、途中解約すると損をする場合があるので途中解約しずらくなります。
また、親に万が一のことがあってもその後の保険料は免除され必要な時に学資金を受け取れるので確実に用意することが可能です。
学資保険加入のデメリット
- 途中解約すると元本割れする可能性がある
- 思ったほど増えない
- 特約を付加出来る保険もあるが返戻率は下がる
学資保険の中には満期時にも元本割れするものもあり返戻率も昔のように高くないのがほとんど。
増えても10万円程度でしょう。
また、学資保険は貯蓄商品のため元本割れ期間が長く途中解約となれば元本割れする可能性が高いです。
学資金を確実に貯めるには約18年間継続して保険料を払い続ける必要があります。
学資保険のメリット・デメリットを理解して「貯金が苦手だから強制的に貯めたい」「増えなくてもいいから確実に貯めたい」と思う方は加入を検討しても良いでしょう。
反対に資産運用・投資、貯金が得意で「自分で貯められる自信がある」「学資金を出来るだけ増やしたい」と思う方は別の方法で用意した方が都合が良いかもしれないですね!
学資保険必要ないかも!?保険以外で貯める方法
今の経済状況では保険で貯蓄をするといっても予想以上に増えることはほとんどありません。
”教育資金の用意=保険で貯蓄”というイメージがありますが他にも選択肢があるんですよ^^
- 貯金
- 運用+保険・貯金
- 社内預金
貯金
悲しくなるほどのとってーも低い金利で全然増えないのは分かっています^^;
でも、自分で貯金が出来る自信のある方は一番使い勝手が良い方法なのではないでしょうか?
子供が進学するまでの間「この月だけは貯金が出来ない」「ボーナス出たから結構貯金できる」という時も当然あるでしょう。
そんな時は手元にお金があるのでその都度貯金をストップしたり多く入れたりすることが簡単に出来ちゃうんです!
保険のように増えないけど元本割れの心配はないですし、途中解約して損をするよりは手元にお金を置いて貯金をする方が安心感があります♪
▷▶︎賢い人の真似をすればお金が貯まる?賢い人の貯金方法を実践!
運用+保険・貯金
保険・貯金は増えないけど確実。
運用は調子が良ければ増える。
お互いの良いところをバランス良く持てば良い感じに教育資金を用意できるのでは?^^
ちなみに私は運用+貯金で教育資金を貯めています!
我が家の子供貯金の原資は児童手当です。
3歳までなら4ヵ月分で6万円給付されますから、そのうち2万円は運用へまわし4万円は確実に貯金。
運用に関して、私は初心者で3ヶ月前に始めたばかりなのですがもうすでに5.54%のプラスです♪
もちろんマイナス、プラス浮き沈みはありますが長期的な投資なのでいちいち騒ぎません。笑
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なぜ初心者でも簡単に投資ができるかというと全てプロに運用をお任せしているからです^^
「損しないの?」と心配になるかと思いますが損をしないようにバランス型投資をしてくれますし、AIが搭載されているので大幅下落すると判断した時は瞬時に調整を行い下落リスクを軽減させます。
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しかも月1万円から運用可能なのでお金がかかる子育て世帯でも無理なく始められますよ♪
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せっかく子供貯金を始めるなら貯金用口座があると管理がしやすいです。
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話を戻しますが、このように自分で振り分ける金額を設定してお互いの良いとこ取りをする方法も良いのではないでしょうか。
社内預金
会社勤めの方ですと社内預金も選択肢の一つとして挙げられるでしょう。
銀行に預けるよりも利率がよく、私の勤めている会社ですと年1%の利率です。
また、月々の給与から強制的に貯金されるので貯金が苦手な方でも確実に貯まります。
ただし10万以上じゃないと下ろせないなどの条件があることや退職をしてしまうと継続することが出来ないので、社内預金で学資金を用意する場合は社内預金の内容を確認し検討を行いましょう!
学資保険が必要だと思ったら…加入の注意点
学資保険に加入することが決まったら次に決めることはどこの学資保険に加入するか。
学資保険選びのポイント・注意点をお伝えします!
返戻率の高いところを選ぶ
学資保険選びの一番のポイントはなんと言っても”増えるかどうか”ってこと!
なかには満期を迎えても元本割れする学資保険もあります。
契約時に保険料の払込総額と満期金の受取額をしっかりと確認!
返戻率の比較は必須です。
そして出来るだけ返戻率を大きくするには
- 払込期間を短くする
- 出生前に加入する
- 受取りは大学進学時のみ
この3点をチェックしましょう。
払込期間を短くすると月々の保険料は高くなりますが返戻率は高くなります。
また、出産予定日の140日前から学資保険に加入することができ、早く加入すればするほど返戻率は高くなります。
さらに、会社によって学資保険の内容にも若干違いがあります。
なかには小学・中学・高校進学時にお祝い金が受け取れるものもありますが大学進学時以外にもお祝い金を受け取ってしまうと返戻率が下がります。
私が個人的におすすめしている学資保険はニッセイの学資保険。
ニッセイの学資保険は上記に挙げた返戻率を高くする条件を達成するとある程度増えますし、それにプラスして配当金もあるので合わせて30万円くらい増えて受け取れる時もあります。
配当金は会社の業績によって貰える額は変化しますが、国内生保No.1の会社なので業績は心配する必要がないですし相互会社という会社形態からみても配当金の額は他社よりも多くもらえます。
ドル建てではないので期待以上は増えないですが確実に資産形成できるのでおすすめです★
今回ご紹介した内容を参考に、皆さんの性格に合った教育資金の資産形成を選んでくださいね^^
最後までご覧いただきありがとうございました。
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