社会人になったら保険に入るべき?保険初心者のための簡単明快トリセツ

こんにちは!
FP資格を活用して節約ブログを運営しているtomoです。
皆さんは保険に加入していますか?
社会人として働き始めると、職場に保険の営業マンが出入りしているのが分かったり親から保険の引継ぎがあったりと保険加入を検討する機会も増えるかと思います。
▷▶︎しつこい保険営業マン…誰も傷付けずすんなり断る方法とは?
そこで出てくるのが
社会人を理由に保険加入する必要があるのか?
という疑問。
私は保険コンサルタントとして新社会人の方と保険の話をする機会がありますが、年齢が若ければ若いほどこの疑問を持つ社会人の方は多いです。
今回はそんな疑問を持つ方へ向けて
- 保険に入るべきかFPの視点
- 社会人が知っておくべき保険の基礎
- 保険加入をおすすめする社会人
保険初心者向けの記事をまとめてみました。
新社会人の方も社会人だけどまだ保険に加入していない方もぜひ参考にしてみてください^^
社会人になったら保険に入るべきか否か論争
ネット上などで保険関係者やFPによる
『社会人として保険に入るべきだ!』
『社会人を理由に保険に入るのは間違い』
という様々な意見が飛び交っていて保険の知識が薄い新社会人の方だと余計に混乱してしまいますよね…
私がFP資格を持つ保険コンサルタントとして言いたいのは
自分が納得した上の決断ならそれが正解
ということ。
保険という商品はぶっちゃけ運次第なところがあります^^;
病気やケガをすれば得するし健康だと損する。
将来自分がガンになるとか交通事故で片足をなくすとか誰にも分かりゃしないし予測も出来ません。
予期せぬ事態のために”保険として”セーフティーネットを張っておく?どうする?ってだけの話。
だから私は「社会人になったら保険に入るべきか」という質問に答えはないと思っています。
ただし保険というものはどのような役割を果たすのか、加入しない場合のリスクはどんなものがあるのかなど保険の基本的な知識は知っておくべき。
入るか入らないかは保険の知識を学んで納得した上で決めるのが正解です!
社会人なら絶対知っておくべき保険の基礎
保険について1から10まで学ぼうとすると大変なので、社会人としてこれだけは知っておくべき保険の基礎をかいつまんでご紹介していきます。
今あなたは保険に入るべきなのか検討のポイントとして参考にしてみてください。
・年齢が上がれば保険料も上がる
・基本、健康な人しか入れない
・契約後短期間で多額の給付金が出る
・税金の還付が受けられる
この4つのポイントを知っておけば保険の検討材料として良い役割を果たしてくれるでしょう。
1.年齢が上がれば保険料も上がる
月々の保険料は同じ保障内容の場合、若ければ若いほど安いです。
理由は若い人ほど病気になる確率が低い、つまり保険から給付金を受け取る額が少ないからです。
保険料は過去のデータをもとに年齢や性別ごとの死亡率や保険会社が契約者から集めた保険料を運用しどれくらいの利益率を出せるかなどによって決められています。
歳をとればとるほど病気が増えたり亡くなる方の人数も多くなりますよね?
そうすると保険金を払う額も増えるので保険料もそれに比例して上がっていくというわけです。
こうした収支相等の原則によって基本的には保険会社によって保険料の差が付きにくい仕組みになっています。
若い方は保険料が安くて嬉しいですが給付金を貰える機会は過去のデータ上少ないのも事実。
加入するタイミングは自分自身で見極める必要がありそうです。
2.基本、健康な人しか入れない
保険加入する際にはあなたの健康状態を保険会社に告知する必要があります。
保険会社はその告知内容をもとに契約しても問題ないか精査しています。
・保険金詐欺
・自殺
など…
はなから給付金狙いで加入することは許されていません。
このような案件を受け入れてしまうと保険料と給付金の収支バランスが崩れてしまい、きちんとした精査を受けた契約者に十分な給付を提供できず会社が潰れてしまいます。
中でも多くの人が該当しやすいのが持病。
病気の種類や治療内容などによって加入できるかできないか個人差がありますが、精神疾患系の持病がある方は加入が難しいとされています。
いつ誰にでも発症のリスクがある身近な病気でも保険に加入できなくなる可能性があるので危機感は持っておくと良いですね!
3.契約後短期間で多額の給付金が出る
”貯金は三角、保険は四角”という言葉を知っていますか?
保険の仕組みを視覚で理解するのに用いられる言葉です。
これは生命保険だけでなく損害保険にも言えることなのですが、例えば万が一の時のために100万円を貯金しようとすると月1万円の積立で約8年4ヶ月かかります。

引用元:東京海上日動HP
もし積立中の8年間に事故や病気が発生した場合、積立てた分しかお金を捻出することが出来ません。
一方で保険は、契約後すぐに100万円の保障を受けられるので短期間のうちに事故や病気になってしまったとしても十分なお金を確保することが出来ます。

引用元:東京海上日動HP
貯金で賄える程度の治療費であれば問題ありませんが、子供がいる家庭で自分が亡くなった後の生活費や教育費で多額のお金が必要になる場合は貯金では到底用意出来ない金額なので保険が最も有効な方法になります。
▷▶︎子供の教育費は何で用意する?学資保険のメリットデメリット
4.税金の還付が受けられる
保険加入期間中は加入していれば誰でも所得税と住民税の還付を受けることが出来ます。
年間の保険料や年収などによって還付額は様々ですが生命保険料控除では1万9,000円戻ってくる場合もあります。
生命保険だけでなく損害保険でも控除の適用がありますよ。
すでに保険加入されている方でも申告しない限り還付は受けられないですし、間違った申告をすれば損をする場合もあるので年末調整時は漏れなく忘れずに申告を行いましょう!
さて、これで保険の最低限の情報はお伝え出来ました。
今から保険に入っておこうと思った方はお金のプロFPに自分に合った保険選びのお手伝いをしてもらいましょう▼
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▷▶︎ファイナンシャルプランナーって?相談費用の相場と相談するメリット
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保険相談だけでなく教育資金や住宅ローン、家計見直しの相談も出来ます。
社会人になって保険に入るべき人ってどんな人
保険に加入するタイミングって本当に迷いますよね…
そこで、保険に入るべき社会人とはどんな人なのかご紹介しておきます!
これに当てはまる方は積極的に検討してみてくださいね^^
- 家庭を持っている
- 貯金が苦手
- 女性
- 30代後半の男性
家庭を持つと万が一の時、自分が大変なだけでなくパートナーや子供など家族に負担がかかってきます。
金銭面に余裕があれば、託児サービスや家事代行を利用したり少しでもその負担を和らげることができますね!
▷▶︎まさか母親の私が入院するなんて!緊急時の子供の預け先と頼れるサービス
特に子供がいる家庭の生活費は教育費含め多額のお金が必要なので積極的に検討しましょう。
2つ目は、そもそも貯金が苦手な人。
正直なところ大きな蓄えがあれば保険は必要ありません。
貯金がない新社会人や貯金が苦手な人は保険で治療費や生活費など用意しておきましょう。
3つ目は、年齢を問わず女性の方。
女性が心配すべきは女性特有の疾患。
これは20代の若い女性でも発生率は比較的高く、入院理由のベスト3に入るほど身近な病気です。
女性は若いうちから女性特有の病気への備えをしておくと安心です。
4つ目は、30代後半の男性です。
男性は40代から一気に病気の発生率が高まります。
保険料もそれに伴って40代からグッと高くなるのは保険業界ではすでに分かっていること。
なので、将来保険加入を考えているのであれば30代までの間に検討すると保険料を抑えられるでしょう。
以上、社会人として覚えておくと良い保険の基礎知識と加入をおすすめする人のご紹介でした!
ここで紹介した最低限の基礎知識があれば「自分に保険が必要なのか」「そろそろ保険加入のタイミングかな」と自分で考えられるはずです^^
保険選びをする際は無料相談を利用しよう▼
最後までお読みいただきありがとうございました。
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