年金保険は女性に必要?100年時代だからこそ備えたい老後資金の貯め方

こんにちは!
FP資格を活用して節約ブログを運営しているtomoです。
長生きする女性にとって、いざ年金生活になった時どれくらいの老後資金が残っているか不安になりますよね?
現役時代に老後資金を貯める一つの方法として言われているのが”年金保険”
毎月コツコツ貯めていけば受取時には増えて戻ってくる魅力的な保険。
しかし、場合によっては元本割れするリスクなどもあり本当に必要なのかと疑問を抱く方もいるかと思います。
そこで今回は
- 女性にとって年金保険は必要か
- 年金保険のメリットとデメリット
- 途中解約を回避する方法
を現役FPが持っている知識をフル活用して紹介していきます!
ぜひ参考にしてみてください^^
【年金保険は女性に必要か】現況をみて判断するべき
女性にとって年金保険は必要かという問いに対しての結論は
生活環境が安定していて余裕資金があれば有効
絶対に必要かと言われればそうではない。
早くに解約してしまうと元本割れしてしまうリスクがあるからだ。
しかし老後資金調達の一つの手段として始めるのは良いと私は思います。
年金保険本来の魅力を最大限に活かすには2つのポイントがあります。
・年金保険の位置付け
詳しく説明します^^
1.タイミング
年金保険を始める私のおすすめなタイミングは
結婚・出産後の生活(仕事)が安定してきた30代
独身女性に年金保険は人気のようですが解約するケースが多いのも独身時代に加入した女性。
女性は結婚や出産という大きなライフイベントがあるため環境の変化がとても大きいです。
結婚・出産を機に専業主婦になったり正社員からパートになったり…
環境が変わっても毎月保険料はかかってきますから、もし保険料を払うことが難しく解約となると元本割れする可能性大!
これだと年金保険に入ったことが損でしかありません。
なので「仕事も生活も今後数十年は現状維持かな」というタイミングで加入するのが良いですよ♪
加入する年齢が遅くなれば遅くなるほど戻ってくる金額は少なくなりますし毎月の保険料も高額になるので出来れば早め早めに検討すると良いでしょう^^
2.年金保険の位置付け
年金保険は老後資金の数ある調達方法の中の一つとして考えた方がいいです。
年金保険にも上記で説明したようにリスクがあります。
老後資金は無いと困るお金ですから確実に用意したいもの。
最悪、年金保険を解約してしまったとしても他の調達方法があればリスク分散で確実に老後資金の用意ができますよね?
・公的年金
・退職金
・iDeCo
・資産運用
・投資
・定期預金
・副業
中でも投資は私も実際に月1万円でやっています▼
初めてまだ5ヶ月ほどですが6.59%も利益が出ています♪
▷▶︎TEHOってなに?月1万円から始められる少額投資の口コミ
さらにドコモの携帯をお使いの方はdポイントが貯まったりお買い物の際のお釣りで投資もできるのでおすすめですよ!
このサービスのいいところは投資初心者の私でも簡単に投資が出来るということ。
理由は簡単。
投資の運用を実際に行っているのはTHEOだから。
株の売買から銘柄の選択までTHEOに全てお任せしています。
なので私は毎月1万円の貯金をして毎日昨日の運用状況を見る、ただそれだけ。笑
▷▶︎まだ手数料払ってるの?貯金口座を作るならコンビニATMでも手数料無料のコレが良い
運用経験のない初心者の方や育児に忙しいママでも簡単に始められるので本当におすすめ!
ぜひあなたも老後資金や将来子供にかかるお金の確保に始めてみてはいかがでしょうか?^^
年金保険は女性にとってメリットが多かった!?
年金保険のメリットとデメリットを見比べると女性にとってはメリットの方が多いです。
年金保険のメリット
一番は自分が払い込んだ保険料よりも多く戻ってくるのが魅力的なところです。
- 増えて戻ってくる
- 確実に貯まる
- 銀行よりも増える
- 死亡保障にもなる
- 税負担が少なくなる
冒頭でもお話ししたように解約をすると元本割れする可能性があります。
このデメリットがブレーキとなって「簡単には解約しないぞ」という強い意思を持って半強制的に貯金することができます。
なのですぐ貯金に手を付けてしまって苦手な方は有効な貯金方法になります。
また、銀行の定期預金の利率は0.2%前後ですが年金保険の返戻率は110%前後。
2,000円と10万円の違いはデカすぎる…
年金保険に加入している方の特典として一般の生命保険とは別枠で税金控除を受けることができます。
所得や家族構成などにもよりますが一例で言うと
年末調整で毎年6,800円戻ってくる!
税金の控除を受けながら貯金ができるのは嬉しいメリット♪
▷▶︎保険に入りながらどれくらい節税できる?保険料控除のイロハ
年金保険に加入していたのに年金を受け取れずに亡くなってしまった、または受取りから3年で亡くなってしまった…
長生きの女性でも無きにしも非ず。
▼
今まで積み立ててきた保険料が遺族に
受取り3回で死亡
▼
10年確定年金なら残りの7回分が遺族に
無駄にならない安心感と自分が亡くなった後の受取人を設定できるので残したい人に残す安心感もあります。
受取人を指定できるのは保険のいいところですね^^
意外と多い相続の面でのトラブルを避けられますよ。
年金保険のデメリット
一番のデメリットはやはり元本割れ。
- 解約すると元本割れする可能性
- 保険会社が破綻する可能性
- 大きくは増えない
- 契約者≠受取人で受取時の税金が変わる
年金の受取開始年齢は自分で設定できるが一般的には「60歳から」「65歳から」が多い。
30歳に加入したとしたら受取の60歳までの30年間を毎月一定の保険料を払い続けることになる。
少なくとも加入から20年の間に解約すると元本割れする可能性は高い。
長いこと動かせない保険として認識する必要があります。
なかなか考えづらいかも知れませんが保険会社が破綻する可能性はゼロではありません。
保険会社が破綻すると年金保険はどうなるかと言うと、契約自体は他の保険会社や救済機構に引き継がれて消滅はしませんが受取額は大きく減額される可能性があります。
これによって低い返戻率になるか元本割れする可能性があるので加入する保険会社の経営状況や格付けもチェックしておきたいところですね。
年金保険は投資や外貨建てと比べると大きくは増えないので返戻率を比べない方がいいでしょう。笑
ただ運用リスクは低く安心して貯められるので確実に老後資金を用意することができます。
投資など▶︎ハイリスクハイリターン
年金保険▶︎ローリスクローリターン
保険は受取人や被保険者を設定できるのが良いところですが、ちょっとした違いで年金受取時にかかる税金の種類や金額も違ってきますので注意が必要です。
契約者≠受取人▶︎課税額112万円
細かい計算式は今回省略しますが同じ年金額でも全然違くてビビる^^;
多いパターンだと契約者が夫で年金の受取人は妻。
専業主婦の方だと多いかもしれません。
契約者と受取人が一緒だと雑所得がかかりますが、契約者と受取人が違うと贈与税がかかってくるので税金を多く取られてしまいます。
出来るだけ契約者=受取人にしてあげると良いでしょう!
女性の場合、男性より長生きするからこそ年金保険でも老後資金の用意をしておくと長いセカンドステージを謳歌できることでしょう♪
女性は備えたい年金保険の解約しない4つの方法
時には「まとまったお金が必要」「今月は保険料の支払いが厳しい」なんて時もありますよね?
元本割れを回避するために出来ることが4つありますので安心してください♪
- 毎月の保険料は無理のない金額を
- 契約者貸付を利用する
- 年金額の減額をする
- 払済保険にする
一つずつ説明していきます。
1.毎月の保険料は無理のない金額を
加入する際には長期間払い続けられる金額を設定することが重要です。
多くの保険料を払えば払うほど返戻率も受け取れる年金額も増えるのですが払い続けられずに途中で解約してしまっては本末転倒。
目安としては月1〜2万円程度がバランスが良いと思います。
税金控除の面から言うと、月に6,700円の年金保険が最大限控除の効果を得られる金額になりますが少ない掛金だと受け取れる年金額も少ないので、無理なく払い続けられる&税金控除の効果も充分に得られる&年金額を増やすことを考慮すると月1万円から2万円の間が妥当かなと思います。
もちろん、もっと払える方は保険料を増やしても良いですよ♪
2.契約者貸付を利用する
契約者貸付とは解約返戻金の中からお金を貸す制度。
借りたお金で保険料を賄ってもいいですし他のことに使ってもOK。
しかし貸付なので利息をつけて返す必要があります。
まだ加入してまもなく、解約返戻金が貯まっていない場合は借りられるお金も少ないですし、解約返戻金の範囲内ギリギリで借りてしまうと利息がついて限度額を超え解約されてしまう可能性もあるので慎重に検討しましょうね!
3.年金額の減額をする
将来受け取る年金額を減らせば自動的に毎月の保険料も安くなります。
月1万5,000円▶︎月1万円といったように。
年金額は減りますが、これまで積み立ててきた保険料は変わらないですし解約することなく柔軟に対応できるのでまずはこの方法を検討すると良いですよ♪
ただし最低保険料(最低月5,000円や1万円)があるので保険会社に確認をしてみましょう。
また、年金保険に特約が付いている場合は特約を外すというのもアリ。
4.払済保険にする
払済保険とは、毎月の保険料をストップし今まで積み立てた保険料分だけで将来の年金を受け取る方法です。
その後の保険料の支払いは年金受取時までないので家計への負担は減りますが同時に将来の年金額は減ります。
また、お金に余裕ができたから保険を再開したいと思っても出来ません。
新たな年金保険に加入する必要があり、その時には年齢も上がっているでしょうから返戻率は低いのに保険料は高く魅力的な保険とは言えなくなるでしょう。
年金保険で損したくないならまずは減額を試みましょう。
それでも難しい場合は払済保険に。
保険料がストップしても預けている分、利息はつきますし解約するよりは良いでしょう。
ただし払済保険にするには「加入から10年後から」など条件があるので保険会社に確認が必要です。
長生きする女性だからこそしっかり備えておきたい老後資金。
確実に用意する方法の一つとして年金保険は魅力的な商品です。
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。